久しぶりの「かめカメ倶楽部日帰りハイキング」車に乗り込んだとたんに話の輪が広がり、付知峡までとまらない。天気もよく、風もなく、遠くの山まで見渡せて、楽しい登山になりそうだ。不動滝の駐車場に停め、林道を少し歩いた所に登山道入口があった。沢沿いに少し登ると、竹林に出る。そして下浦林道登山口、ここまで車で来れそうだ。沢の音を聞きながら、落ち葉がいっぱいの岩と大きなシダを見ながら登っていく。ヒノキ林をすぎたところで、大きな木の株からまたあたらしい木が生えている。ササと雑木林の向こうに夕森山山頂が見えてきた。カラマツは紅葉が終わり、落ち葉で登山道が厚いじゅうたんのよう、ふわふわで気持ちいい。左手に雪をかぶった御嶽山が見えてきた。稜線に出ると風が寒い、足元には長い霜柱。頂上のやぐらが見えてきた、あとちょっとだ。鉄のやぐらはかなり古そうで、登るのは禁止されていた。展望はよく、御嶽山、恵那山、能郷白山や東濃の山々が見渡せる。いっぱいの料理を広げて久々の宴会だ。後から登ってきたよそのグループはきのこ鍋を作っている。ぽかぽか気持ちがいい。「仙樽の滝」と「不動の滝」にまわる。水量がすごく、迫力のある滝だ。国道２５６号線からちょっと入った「付知峡倉屋温泉おんぽいの湯」でさっぱりする。まだできたばかりできれい、源泉掛け流しで気持ちのいい湯だった。テレビで放映されたばかりの付知町「伊那屋」を探す。車が何台も停まっていてすぐにわかった。栗きんとんをおみやげに帰路へ。
