本谷山(2,658m)塩見岳しおみだけ(3,046.9m)日本百名山

2005年(平成17年)7月16・17日

豊橋=松川IC=鳥倉駐車場6:00・・・鳥倉登山口6:40・・・三伏峠8:35・・・本谷山9:55・・・塩見小屋11:35・・・塩見岳12:55・・・塩見小屋14:00(泊)6:00・・・鳥倉駐車場

梅雨明け直前で天気が良くなるのを祈りながら出発。島倉林道への道に迷い、三度目の正直で到着。林道を走っていると大鹿村の名前のとおり鹿や狸を見つけた。駐車場に3時30分頃ついたが既に車が10台以上止まっている。星空が見えたので期待しながら仮眠。目をさますと曇り空だが少し青空も見えている。車止めのゲートには熊出没注意の看板、いつ立てたのだろう。駐車場は1,800mここから頂上まで1,247m登る、がんばろう。林道を40分位歩くと登山口。9人の団体がラジオ体操をしている、同じ塩見小屋に泊まるとか。今日は登り始めるといつもよりペースが速い、大丈夫だろうか。いつものメンバーと違い黙々と登っている。少し遅れながらもついていく。なんとか三伏峠に到着。三伏峠小屋のトイレは6,000万円かかったそうだ。使用料を入れるとカッコウの音が聞こえる。コースタイムよりだいぶ早いので、塩見岳を今日登りことにする。三伏山を過ぎた頃から塩見岳が見え始めるが頂上付近はガスがかかっている、まだまだ遠い。お花畑はまだ早く、もう少しで一斉に咲くだろう。本谷山を過ぎた頃から塩見岳の頂上がはっきり見えてくる。確かに鉄兜のような山容でダイナミック。塩見小屋で休憩して、カッパとペットボトルをもって塩見岳を目指す。岩だらけの天狗岩を過ぎ、西峰に到着。こっちに三角点がある。雲の間からなんと富士山が見えた、うれしさが2倍になった。すぐ隣の東峰、こっちの方が高くて3,052mある。なんで低い西峰に三角点があるのだろう?どこからか雷の音が聞こえ始めたら、雷鳥を見つけた。天気が悪くなるのだろうか。山頂付近はコイワカガミ、イワベンケイなどの花がいっぱい。花の写真を撮りながら塩見小屋まで戻ると雨が降り出した。とりあえずビールで乾杯、うまい。晩飯が4時30分なのでそれまで昼寝。晩飯の頃には雲が切れて、仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳,
南側には荒川岳と南アルプスの山々が一望。雲がかかるまで至福の一時を過ごす。翌朝はあいにくのガス一面、このまま下山することに、出発しようとすると小雨が降ってきたためカッパを来て下山。松川インター近くの信州まつかわ温泉清流苑で汗を流す。露天風呂から塩見岳等の南アルプスが見渡せ、今度はどこの山に登ろうか思いを巡らす。

駐車場 熊出没注意 林道歩き
鳥倉登山口 三伏峠 三伏峠小屋
本谷山 塩見岳 休憩
塩見岳 西峰 富士山
東峰 蝙蝠岳 西峰
コイワカガミ イワベンケイ ホソバツメクサ
 ミヤマキンバイ ハクサンイチゲ イワオウギ
天狗岩 塩見小屋 塩見岳
仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳 北岳・間ノ岳・農鳥岳 小雨の出発