大知波峠

大知波峠おおちばとうげ（３４０ｍ）　富士見岩ふじみいわ（４１５ｍ）

２００５年（平成１７年）４月２３日

多米峠を越えて、「右豊川道」の石柱を左折、「おちばの里親水公園」に車を止め歩き出す。豊川道は湖西市知波田（ちばた）から豊橋市嵩山（すせ）に通じる平安時代からの古道。「一本杉」名前のとおり一本だけ高くて太い杉が立っている。すぐにきつい登りになる。自然林の大きな木がいっぱいで、気持ちのいい山道だ。風もなく穏やかで暖かい日。浜名湖がまぶしい。富士見岩でちょっと休憩してから大知波峠へ。スミレやツツジがきれい。峠には幻の山岳寺院「大知波峠廃寺」の遺跡がある。平安時代に伽藍等が整えられ、廃絶している。石垣などが残り、当時をしのばせている。炭焼き窯跡などをすぎて帰路。