･･･烏帽子岳１１：２４･･･烏帽子小屋１１：５７･･･三ツ岳１３：２４･･･野口五郎小屋１５：００
２６日 野口五郎小屋５：２０･･･野口五郎岳５：３５･･･真砂岳６：３２･･･南真砂岳８：２０･･･湯俣岳９：４２
･･･晴嵐荘１１：３０･･･高瀬ダム１３：５５＝七倉＝葛温泉＝豊橋
七倉に車を停め、高瀬ダムまではタクシー利用。この区間は１０台しか入れなくて、６時３０分にならないと、ゲートが開かない。一番最初のタクシーに乗り込む、料金は１９９０円。トンネルを抜けると、不動沢の吊り橋。沢の崩壊が進んで、土砂が一杯。登山路が変更されていた。いよいよ北アルプス三大急登のブナ立尾根の登山口、烏帽子小屋まで登り坂が続く。ゆっくりゆっくり花の写真を撮りながら登っていく。不動沢の崩壊が船窪岳頂上付近まで進んでいた。前烏帽子岳がだんだんと近くに見えてくる。稜線にはお花畑、向こうに赤牛岳が見えてきた、きつかった登りも吹き飛ぶような景色だ。烏帽子小屋にザックをデポして、烏帽子岳に行く。新しいクサリや足場が削ってあり登りやすい。烏帽子四十八池がきれいに見える。烏帽子小屋に戻り、裏銀座縦走コースの稜線歩きを楽しむ。剱岳・立山・五色ヶ原・赤牛岳・薬師岳・水晶岳を見ながら歩く。三ツ岳の周りはコマクサがいっぱい、踏まないように気をつけながら歩く。展望コースとお花畑コースの立て札。お花畑コースを選んで正解。すでに時期が終わった花がさいていた。野口五郎小屋に到着、缶ビールで乾杯。野口五郎岳を見ながら飲んでいると、足の疲れもとれてきたようだ。夜中に外に出てみると満点の星、銀河がきれいに見えた。
翌朝も快晴、日の出を楽しんでから出発。野口五郎岳頂上からは３６０度の大展望。槍が岳はもちろん北アルプスのほとんどの山が見える。笠ヶ岳もこっちから見ると、傘のように三角だ。乗鞍岳や御嶽山も見えてきた。太陽が上がるにつれ、水晶岳にかかった野口五郎岳の影が下がっていく。真砂岳から南真砂岳まではやせ尾根で、足元に気を付けながら下っていく。しかしトリカブト等の花がいっぱいで楽しめた。湯俣岳からは松の落ち葉でふわふわのじゅうたんのよう。長い下りも膝が痛くならないですんだ。急坂を下ると湯俣温泉晴嵐荘、渇いた喉に水がうまい。長い林道歩きを終わると、高瀬ダムでタクシーがお出迎え。葛温泉仙人閣で汗を流す。山も花も満喫の山行きで大満足。
