道坂トンネル近くで駐車場を探すがないため、手前の路肩に車を止め歩き出す。マイクロバスが来ておりにぎやかそうだ。ホテル跡をとおり登り始める。来る途中にあったサッカー大会の音楽がやかましく鳴り出した。あれだけ騒がしくしないでもいいのに。木の間から富士山と山中湖が見え出した。山中湖は霧で覆われ白く隠れている。青空で風もなくぽかぽか、富士山を眺めながらの楽しい登山になりそうだ。登り始めの坂は結構きつく、滑らないように足を踏ん張りながら登っていく。石割山分岐に出ると御正体山が見え出した。鉄塔付近が一番のビューポイント。富士山・杓子山・三つ峠山・丹沢と眺めがいい。冬枯れの尾根歩き、落葉しているため木の間から富士山を見ながら歩いていく。「やまなし森百選」になっていて、ブナ・ミズナラ・モミ・ツガなどがいっぱいの自然林。御正体山を登り始めると枯れたトリカブトの群落、これだけの花が咲けばすごいだろうな。山頂は広いが、周りは木が生い茂っていて展望はない。一等三角点の横には御正体権現の祠、平成１６年１０月１５日には皇太子殿下が御登頂されたそうだ。昼食を終えると、たくさんのグループが登ってきたので、さっそく下山。富士山は雲に覆われ隠れてしまった。ホテル跡まで降りてくると、私有地のため通行禁止だそうで、Ｕターンしてトンネルの向こうから下山。天恵の温泉につかり帰路。
