木曽駒ヶ岳きそこまがだけ(2956m)宝剣岳ほうけんだけ(2931m)檜尾岳ひのきおだけ(2728m)熊沢岳くまざわだけ(2778m)東川岳ひがしかわだけ(2671m)空木岳うつぎだけ(2864m)

2005年(平成17年)10月9・10日

9日 豊橋=菅ノ台(バス)しらび平(ロープウエー)千畳敷6:47・・・中岳7:33・・・木曽駒ヶ岳7:52〜8:42・・・宝剣岳9:35・・・極楽平10:08・・・濁沢大峰11:26・・・檜尾岳12:26・・・熊沢岳13:36・・・東川岳14:39・・・木曽殿山荘15:00
10日 木曽殿山荘5:50・・・空木岳7:00・・・池山小屋入口9:40・・・菅ノ台11:20=豊橋

5時30分発の始発臨時バスに乗り、しらび平に到着。ロープウエーで千畳敷に着くと、あいにくのガスの中。ナナカマドはすでに落葉し、赤い実が残っている。乗越浄土までの急坂を足元に気を付けながら登っていくと、視界がもっと悪くなってくる。道標を頼りに、中岳到着。今日は天気予報では晴れだったが、良くなるのだろうか。いったん下ってから、木曽駒ヶ岳に登る。神社で山行の安全と、天気の回復を願う。そうすると、上空のガスがとぎれ、一瞬太陽が輝き、青空が見えた。お湯を沸かしてコーヒーを飲んで待っていると、ガスの間から青空が現れ、周りの山々が見えだした。御嶽山、乗鞍岳、穂高、南アルプスが雲海から浮かんですばらしい眺めだ。写真を撮っているうちにまたガスで隠れてしまった。宝剣岳のクサリ場を三点支持で慎重に登る。山頂に着くとまた青空が顔を出した。千畳敷の紅葉がきれい。三の沢分岐への下りの方が降りにくい。乗越浄土に登ってくる登山者の列が見える。ここから木曽殿越への尾根歩き。青空が多くなるが、風が強く帽子が飛ばされそうになる。右手に三ノ沢岳を見ながらハイマツの尾根を歩いていくと、檜尾避難小屋が見えてきた。またガスがかかってきて、風も強い。熊沢岳は岩場があり、ゆっくりと登る。東川岳に近づくと、空木岳が見えてきた。ガスがなくなり、また青空が現れた。木曽殿山荘はもうすぐだ、足も軽くなる。空木岳を見ながら下っていくと、木曽殿山荘。暖かいお茶が迎えてくれた。空木岳の紅葉を見ながら、ゆっくりとビールを飲む。夕食は楽しみにしていた山菜ご飯とおでん、おいしい。朝食の時に山荘のご主人が空木岳の登山道について詳しく教えてくれた。ラジオの天気予報では今日は天気がよくない。外に出ると小雨で、風も強く、寒い。岩場も濡れており、慎重に登る。山頂もガスでなにも見えない。菅ノ台への下りは長く、雨も強くなってきた。早太郎温泉こまくさの湯で冷えた身体を温め、帰路へ。

ロープウエー ナナカマド 木曽駒ヶ岳山頂
御嶽山 駒ヶ岳神社・乗鞍岳 穂高
中岳 千畳敷 宝剣岳山頂
乗越浄土 木曽駒ヶ岳・宝剣岳 島田娘
三ノ沢岳 濁沢大峰 檜尾岳
檜尾岳山頂 熊沢岳山頂 東川岳
東川岳山頂 空木岳 木曽殿山荘
山菜ご飯とおでん 空木岳山頂 登山口